挙式専用のローンについて

結婚式のためのローン商品があるってホント?

こだわると、それだけで300万!?挙式の費用

「一生に一度だけの結婚式だから、自分たちの希望するようにこだわりたい!」そんな気持ちをおもちな若いカップルは多いことと思います。人生最大のイベント、とも言われる結婚式も、以前は和装か洋装か?程度が話題の中心で、披露宴の食事や引き出物を何にするか?などの、少ないオプションで話を進めていた感があります。

しかし、時代とともに結婚式も変化して、近年、ブライダルは、他の式場との差別化を図ることで生き残りを果たすような状況となりました。少子化が進む中、結婚式を挙げる世代がだんだん多減少していくことや、一頃の「ジミ婚」流行りなども影響しているのでしょう。

こうした傾向は、挙式の費用にも表れていて、「標準的」と言われる挙式を、80人の披露宴で見積もりをしてみると、金額は、約290万円。不況の世の中、年収相当の金額を超えてしまう可能性もないではありません。リストラの危機は相変わらず高いですし、将来のためには、貯金をはたいて挙式に使うことは、ちょっと考えにくい時勢です。

挙式費用を扱う専門のローン、ブライダルローンとは?

愛する人との結婚式、一生に一度のことだから、妥協はしたくない、でも、新生活を考えると、出費は押さえたい。こんなジレンマに陥る人のために、最近、人気なのが、ブライダルローンなどと呼ばれる「結婚式の費用を専門にしたローン商品」です。

前述のように、挙式の費用は、1回で300万円近くに上ります。披露宴の人数が少ないなどの条件でもう少し少なくなるケースはあっても、一度の出費で100万円単位の金額が動くことには変わりありません。平成不況がなかなか終息の気配に向かわない中で、ボーナスなどの収入が増える希望もあまり見込めません。挙式の前に貯蓄をしようにも、そのための財源が少ない状況です。かといって、「お金がないから、挙式ができない」は、嫌だ、と思われる方も多いですし、また、挙式を上げる資金がないから、結婚はおあずけ、というのにも、限度があります。なんといっても、結婚はタイミングも重要。お互いの気持ちが、「いつ、式を上げられるか?」で奇妙にこじれてしまうとか、若い二人が挙式の可否だけで何年も待つことは難しい面もあるでしょう。

こうした中、最近注目されているのが、ブライダルローンです。名前の通り、挙式に関わる専門のローン商品で、信販会社を中心に提供されています。

大手信販会社で、ブライダルローンを取り扱う会社のホームページなどを見てみますと、各式場とのタイアップにより、式場から直接利用申し込みができるほか、希望するブライダルの細かい条件を選んでできる、オンライン見積、返済までの金額や、回数を算出できるシュミレーターがでなど、様々なサービスを提供しています。

人生のベターハーフを得て最初の一歩からローン、というのは抵抗感を持たれる方もいらっしゃるようで、利用にためらいを感じられる方のために、丁寧な電話サポートもついています。

長い目で見て、負担にならないよう、上手に利用して、二人で協力して早く返済できるのならば、新生活をより豊かにすごす助けになるのではないでしょうか?

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