「社会福祉協議会」からの借り入れ

行政サービスでお金を借りる!「社会福祉協議会」からの借り入れ

キャッシングローンを利用できない場合

必要であるはずのお金が無い・・・といった場合には、銀行で提供されているフリーローンや、消費者金融または銀行系消費者金融で提供されているキャッシングサービスなどを利用することで、必要なお金を借りることが可能となっています。銀行のフリーローンについては無担保で多目的に利用できますし、キャッシングサービスは申込み方法も簡単で審査も比較的通りやすくなっているので、誰でも利用しやすいサービスである点にメリットがあります。

しかし、現在失業中である場合や収入が極端に少なく生活をしていくのもやっとの状況という場合には、こうしたローンサービスやキャッシングサービスを利用することは大変難しくなっています。まず、ローンを組むにしてもキャッシングサービスを利用するにしても、仕事をして安定した収入を得ていることが審査に通るための大前提です。無職である場合、収入を得ていても不安定である場合には「返済能力が無い」と判断されるため、金融機関からお金を借りることは不可能です。

それでも生活をしていくためにはある程度のお金は必要ですよね。そんな皆さんには「社会福祉協議会」からお金を借りてみることをおすすめします。

「社会福祉協議会」からの借り入れ

社会福祉協議会は行政サービスの一種で、条件に合えば社会福祉協議会から「世帯更生資金」として借り入れを行なうことができるようになっています。つまり皆さんは行政からお金を借りるということになりますから、本当に必要である場合以外はこうした制度を利用することはできません。

世帯更生資金と銘打っていますので、どこか旅行に出かけたり、家具や家電を買ったりといったような個人的な目的には一切利用できませんし、現在返済中のローンを支払うためにお金を借りることはもちろん不可能です。あくまでも生活をしていくために必要なお金を支給してもらうためのサービスとなっていますから、その点についてはあらかじめよく理解しておくようにしましょう。

また、社会福祉協議会からお金を借りるためには様々な条件に見合っていなければなりません。世帯更生資金を借り入れるための条件としては、まず年収が360万円以下であること、年齢が満20歳以上であること、現住所に半年以上居住していること、市民税・県民税を納付していること、連帯保証人がついていることなどが挙げられ、こうした条件に見合っていない場合はお金を借りることはできません。特に低所得であることは重要ですし、市民税や県民税の納付についても重要なポイントとなっているため、もし納付していないような場合は最低1ヶ月でも良いので納付することが条件とされています。

また連帯保証人については、ローンサービスなどにも必要となる場合がありますが、社会福祉協議会からお金を借りる際にも連帯保証人をつけなければなりません。連体保証人の人数については1人でも良い場合もありますし、2人つけなければ借り入れが不可能という場合もありますので、まずは社会福祉協議会までそ相談してみましょう。

また、社会福祉協議会に借り入れを申し込んでも、すぐに融資を受けられるわけではありません。ローンサービスやキャッシングサービスを利用する際と同様、審査を受ける必要がありますし、審査に通ることができない場合はお金を借りることはできませんので、このような点も理解した上で申し込むようにしましょう。

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