虚偽の内容での申込みは契約違反に

収入や借金の額は偽らないで、虚偽の内容での申込みは契約違反に

近年ではインターネットからでも簡単に申し込めるようになった「キャッシングサービス」。消費者金融だけではなく、消費者金融においてもキャッシングを利用することができるようにもなっていますし、キャッシングサービスは私達にとってより身近なものとなってきています。しかし、利用方法が簡素化したことで安易にキャッシングサービスを利用してしまう人も決して少なくありません。

キャッシングを利用する際の注意点

キャッシングサービスはお金を借りるためのサービスです。タダでお金をもらえるわけではなく、皆さんはキャッシング会社側に手数料を支払ってお金を借りることになります。金利などはその手数料の一つで、金利から計算される利息はキャッシングサービスを利用する際には必ず支払うものとなっています。中には「無利息キャッシング」というキャンペーンを行なっているキャッシング会社もありますが、キャンペーン期間外には通常どおり利息を支払わなければなりませんので、無利息キャッシングを利用する場合にはあらかじめ注意しておきましょう。

また、キャッシングサービスでは返済は義務となっています。お金を借りている側である皆さんが、お金を貸す側であるキャッシング会社に返済を行なうことは当然のことではありますが、利用方法が簡素化されている現在のキャッシングサービスでは、お金を借りていることに対する意識が低い利用者が見られていることもまた現状です。

お金を借りている意識が低いと、返済トラブルを起こしやすくなりますし、トラブルを起こしたことによって今後キャッシングサービスを利用することができなくなるケースも珍しくありません。キャッシングサービスにおける返済トラブルの多くは、利用者側に問題があると考えられていますので、今後キャッシングを利用する際には返済期日を必ず守ることを第一に考えるようにしましょう。

各キャッシング会社では、返済トラブルを防ぐために「返済シミュレーション」などを活用して返済計画を立てることができるようにもなっています。三井住友銀行グループのモビットは消費者金融の一つですが、このモビットでもホームページで返済シミュレーションを試すことができますし、実際の審査を受ける前に便利な「審査シミュレーション」もおすすめとなっています。

キャッシングサービスを利用する前には、こうした審査シミュレーションや返済シミュレーションを活用して、自分に合った返済計画をしっかり立てておくことを心がけましょう。

虚偽の内容での申込みは契約違反に

このように、キャッシングサービスを利用する際の注意点は様々ありますが、申込みの時点であらかじめ注意しておくべきこともあります。例えば、申込み内容が虚偽の情報である場合などは審査に通ることができません。もし審査に通ることができたとしても、個人情報が虚偽の内容であることが分かれば契約違反となり、キャッシングサービスを利用することができなくなりますので、十分に理解した上で申し込むようにしてください。

特に勤務先の情報や収入、借り入れに関する個人情報については嘘をつくことなく、正しい情報を記入するようにしましょう。既に借金がある場合には、新たにキャッシング会社と契約を結ぶ際に審査に通りにくくなることはありますが、借金の額を偽っても皆さん自身の信頼性が失われるだけです。キャッシングサービスに申し込む際には、絶対に虚偽の個人情報で申し込むことのないよう注意してください。

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